ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

日本の巨匠

千葉は遠かった…

 

でも知らない街の知らないバスに乗るのは、

ちょっとした冒険気分が味わえて楽しかったな。

 

そんな訳で、ずっと行きたかった

「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容を見て来ましたー!

広い美術館の2フロアに充実の点数を展示してあります。

巨匠4名の作品は見応えがありすぎて、スゴかった…

 

やっぱりアタシは大辻さんと牛腸さんがスキですね。

大辻さんのネガを牛腸さんがプリントしている作品がありました。

かなり大辻さんに寄せているけど、やっぱり牛腸さんのプリントでした。

 

大辻さんのプリントは黒が優しいのですよ。

牛腸さんの黒はパキッとしています。

そんなお二人の作品を見比べられるのは、とっても貴重です。

 

2004年8月27日に新潟市美術館牛腸茂雄展を見て、

大興奮して分厚い図録を買いました。

その時はモノクロ作品だけだったので、

今回カラーの作品を見られたのも良かったのです。

こんなに詳しく分かるから、ブログを続けて良かったな。

 

牛腸さんは全作品集が出版され、

なんだか時の人になっていますね。

その流れで、大辻さんの本も復刻しないかなぁ?

写真ノートは図書館で借りて読んだけれど、

なにひとつ覚えていないので、所有して何度も読み返したいのです。

 

この夏、何ヶ所か巡回するらしいので、

今回見逃した方は、旅行という名のキャラバンをしたら

きっと楽しいと思います。

 

やっぱり買おう、図録!。