ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

デッサンとプリント

お天気がいいとキモチがいい!

 

そんな訳で、必要としていた道具が偶然手に入りました。

ありがたやー。

そのおかげで暗室作業がはかどりました。

道具は大事だね。

 

調子良く4点決めたら、3点目がやや微妙なことに気づきました。

大きいプリントは離れて見ないと分からないコトがいっぱいあります。

なんだか高校生の時に、受験の準備で学んでいた

鉛筆デッサンを思い出します。

 

デザインは鉛筆デッサン。

油絵や日本画、彫刻などは木炭デッサンが受験科目です。

グレーの濃淡で、モノの質感、量感を表現するのは、

モノクロ写真のプリントとデッサンは同じです。

 

受験勉強のためのデッサンは楽しめるモノではなかったけど、

その経験を踏まえてのプリントはとても楽しい。

ただね、写真の世界の人はデッサンを未経験がほとんどなので、

このはなしは通じないのです。

モノクロ写真を作っている人ほど、デッサンは経験して欲しいな。

 

そもそも、筆を重ねて描くのが苦手だから、

写真の世界に飛び込んだようなものです。

写真教室に入った頃、1シャッターは一筆だと教わりました。

これは大変!と思って、それからどんどんシャッターを切るようになりました。

 

写真はモダンアートだとアタシは思っています。

なぜか写真の世界の人は、アートを知らないのだよね。

面白いのになぁ、歴史を踏まえるとかなりリンクするので。

やっぱり写真は特殊なのかも知れません。

 

写真はたかだか150年くらいの歴史です。

アートの世界の人も、写真の良さを理解することは難しい。

両方知っているアタシだからこそ、できることがあると思っています。

まだ具体的には見えていないのだけどね。

 

いつかアートと写真を繋げられたら面白いだろうなぁ。