ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

精液を煮詰めろ!


兎角アタシの例えは分かりにくい

今夜は「精液を煮詰めろ」でした。
仲間に今まで撮りためた写真を
ギャラリーの審査にかけようとして
作品をまとめている人がいて、
写真の組み方が分からないと言うので、出た言葉。
アタシが試したやり方をあれこれ伝える前に
本日のキーワードが出た次第です。

写真展には大勢の方が見に来て下さる。
作者はその誰よりも作品を見ていなくてはいけないと考えています。
そして見にきて下さった方がたを
自分の世界に引きこむくらいの作品の力と勢いが必要です。
そこに到達するために、綿密な準備が必要なのです。
つまり自分の撮ってきた写真の中でも、
とても強い作品をより視覚的に構成しないと
面白い展示にはならないと考えています。
いわば自分の変態性を認めて、更にそれを公表するくらいの
恥ずかしさを伴うことだと思います。
なので作品を組む時には、どれだけ自分の作品から
離れて客観的になれるかがキモだと思うのですよ。


自分から出た濃いものを凝縮するっていう意味なんだよねぇ。