ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

再集結希望!


お昼に食べたタイ料理

いまいちだったので、晩ご飯にいつものお店で食べました。
タイ料理ってお店によってバラつきがあるね。

そんな訳で、映画「娼年」、4回目を見てきました。
我ながらリピートし過ぎ…。
この映画、なにしろ原作が大好きすぎて、
一度ハードカバーで読み、大掃除で手放したことを
後悔して文庫で買い直したほど。
その後、「逝年」が出て、先月「爽年」が発売されました。
現在、完結編の爽年を半分読んだところです。

この映画は、主演がほとんど服を着てない娼夫のはなしです。
なので彼を買う女優陣も体当たりな訳です。
最初に見たときは、大好きな小説が立体になったことが嬉しすぎて、
そして原作に比較的忠実なところに興奮して、
全く冷静に見られず、ストーリーに振り回されっぱなしでした。
2回目、3回目は途中でトイレに行きたくなり、
途中離脱と中抜けをしてしまいました。
そして4回目にして、ようやく落ち着いて見ることができました。

女性を知りたいと思っている男性、
女性がよく分からないと思っている男性に
是非見ていただきたいです。
なせなら主人公のリョウ君自身がそう思っているから。
だから彼の変化は、そのまま見ている人の感覚を揺さぶります。
実際に原作は性表現が見事なのもは言うまでもなく、
リョウ君のココロの変化が繊細に描かれているのです。
映画で彼が行う、性行為のアレコレは「そうじゃない!」と
強く訴えたい部分もありますが、この際そこは置いておくとして、
性に振り回される人間って、滑稽で愛おしい。
映画館を出て歌舞伎町の生ぬるい空気に触れて、
そんなことを思っていました。
R18ですが、はっきり言ってAVとは違うよ、
男よ目からウロコを落とすがいい!
是非監督には、残り2冊をまとめて、もう一本撮って頂きたいのです。
キャスト、スタッフ再集結してください!


興奮しすぎて充分長文、あぁ…。