ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

過去から未来へ


LEDのイルミネーションは美しくないなぁ

だってさー、奥行き感がないのですよ。
ぺた〜んと見えてしまうので、なんだかなぁ…

そんな訳でヨコハマまで、石内都さんの展示を見に行きました。
ものすごいボリュームの展示で、見終わったあとはヘロヘロでした。
一つ一つの展示を見たことはあったけれど、
ここまで一気に体験するのは初めて。
もちろん石内さんご自身も初めてでしょう。
とても楽しい時間でした。

この展示を見て分かったのは、
過去の作品は未来に繋がっているということ。
デビュー作がその次の作品に繋がり、
その見方が人の肌を撮った作品へ。
そして染色を学んでいらしたからか、お着物への興味へ。
その時の撮り方が、お母様の遺品やフリーダとひろしまへと
繋がっていることに気づきました。

石内さんご本人は意識していないかも知れないけど、
アタシが感じた繋がっている感覚は
そのまま石内さんの人生の一部なのでしょうね。
はぁ、なんてステキなのだろう。
写真を生み出すことが人生になるなんて、
なんて最高なのだろう。
そういうところが憧れなのですよ。
作品自体に憧れることはないけれど、その姿勢に憧れます。
知恵熱が出そうなレベルで堪能させていただきました。


同じ時代に生まれて、そして写真と出会って、続けてよかった。