襟を正す
六本木にアンセル・アダムスを見に行きました
分からずに行ったのだけど、今日からでした。
どうりで人が多い訳だ。
富士フイルムスクエアという、
決して広いとは言えないスペースです。
招待された写真関係者がいらしていて、
解説をしているのを、後ろで聞き耳を立てていました。
まぁ、アタシはどなただか分からないんですけどね。
写真が素晴らしいのは当たり前として、
モノクロプリントが素晴らしかった!
写真教室で学んだはずなのに、
外国人の名前を覚えるのが苦手なアタシは、
作品と「ゾーンシステム」という言葉だけ覚えていました。
展示がなかなか面白いのです。
時間があったので、写真をじっくり見て、展示を味わって来ました。
展示というのは、伝えたい情報を考え抜いたやり方で
伝えようとしているので、
写真以外の情報も受け止めないといけないね。
それを思ったのは、お手洗いに行く通路に大きく書いてあった、
アンセル・アダムスの言葉達です。
アタシはこの言葉を通り過ぎる事ができず、iPhoneに書き留めました。
暗室でのプリント、それ以前のフィルム現像を大切にしなければ。
そして展示というのは、見に来られた方がたに
すべて受け止めてもらえるように、仕立てて発信しなけばいけないと
襟を正した次第です。
この展示を教えてくれた、旭川の後輩に感謝します。
本当にどうもありがとう!
どうしようもなく暗室に入りたい衝動に駆られた展示でした。