ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

静かな祭り

写真展をはしごしてきました

2つの写真展に行って、どちらも同じ写真教室で知り合った方です。
同じ先生に学んだはずなのに、それぞれの視点があって面白かったです。
自分の写真展からもうすぐ1年、改めて思うのは
写真展は静かな祭りだということです。

写真展まで、撮影・現像・プリントを気の遠くなる程繰り返して、
その作業はとても孤独で、自分の見たものと再び向き合う作業です。
そこから展示に向けて、たくさんある写真の中から選んで、
見せる順番を決めて、展示方法を決めます。
それはとても高揚感のある流れで、ワクワクの連続です。
そしてギャラリーに展示して、人に見てもらうことによって
自分の見て撮った写真は、初めて作品と呼べるのかも知れません。
他の人の目で見てもらうことによって、作品に参加してもらい、作品を酸化させるのです。
それはとても楽しい化学反応なのです。

やっと自分の写真展を冷静に振り返ることができるような気がします。
やはり51点という作品の数はクレイジーだったようです。
空間が広かったとは言え、写真以外の展示物の発注や
椅子やベンチのレンタルなど、ご協力いただいた皆様には感謝しつつも、
我ながら無茶をしたなぁ〜と思うのです。
あの経験を踏まえて、やっぱり新宿でも個展をやってみたい!
そんな野望もふつふつとしてきました。
今年は、いや今年こそは、あのギャラリーに挑戦してみようかな?


祭りの楽しさは何度だって味わいたいからね。