ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

しっちゃかめっちゃか

ひさびさに退屈な映画を見ました

本当につまらなかった。
登場人物の誰一人に感情移入することもできず、
何を訴えたいのか、伝えたいのかもほとんど掴めないまま
だらだらと時間だけが過ぎて行きました。
2時間がすごく長く感じました。

なんだったのだろう?あの映画は。
感謝も反省も努力もないまま、主人公は若さ故の美にしがみつき
なにか問題が起これば、お金と体で解決。
身近にそういう人がいたのこともあって、アタシはキライです。
原作があるらしいけど、着地点が違うんじゃないかな?
この映画の監督は女性写真家。
映画の公開を記念して、写真展をやっているらしいんだけど、
そっちの方がよかったりして…。

女性の感性は肌感覚。それはアタシにもあるから分かるんだけど、
感覚を感覚のまんまアウトプットしゃちゃうと、ああなるのかな?
監督はなりたくてなりたくてカメラマンになった人なんだけど、
キャリアを重ねた結果が、表層の美しさだけを追求しただけなら、
なんだかすごく残念だな。
実際、映画の中で監督が撮影した雑誌の表紙と、
少し前に出版されたモデルさんの写真集の表紙が並んで写ったけど、
なんにも違和感感じなかったもんね。
多分、彼女の生きている世界の日常の延長にある世界なんだろうけど、
アタシには違和感だらけで、映画館を出て日常に戻ったらホッとしたもんね。
生きるスピードが自分のキャパを超えた人達のお話だったようです。
アタシはごめんだね、そんな人生。


つまらないよ、ヘルタースケルター