ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

泣けないの

お芝居を観に行ってきました

60分のお芝居を2本観てきました。
すごく感動するストーリーなのに、
役者さんも一生懸命頑張っているのは伝わってくるのに、
役の感情もちゃんとわかっているのに、
周りはずるずる泣いているのに、泣けないんです。

2本とも病気がミソだったせいかも知れません。
どうも病気が絡んで来るとダメなんです。
自分が長い事患っているせいか、
どんな病気でも、それがテーマになったストーリーは
どうもひっかかってしまうんです。
病気=可哀想→感動にはならないんです。
だから泣けないんだろうなぁ。
ちなみに死んじゃった系の感動ものも苦手です。
自分が常に死を意識して生きているせいかもしれません。

アタシの方が可哀想と思っている訳じゃないし、
病気をストーリーの肝に持ってくるのはずるいと思ってしまいます。
つい「もしその病気がウツだったら、この物語はどうなるのか?」と
考えてしまいます。
世の中、様々な病気で苦しんでいる人は沢山いるのに、
つい自分の病気を中心に考えちゃうんですね。
アタシの辛さは周囲に伝わっているのだろうかと。
この辛さを伝える方法はないものかと。
ことごとくアタシは自分中心ですね。


ウツはわかりにくい病気だからこそ、物語にして欲しいんですよね。