とても衝撃的なニュースが飛び込んできました
母校がなくなってしまうそうです。
2012年度を最後に、学生を募集するのをやめ、
在校生が全て卒業した時点で学部が廃止されるそうです。
アタシが4年間を過ごした、
旭川の丘の上、いや山の上の学校がなくなってしまいます。
アタシが入学した1993年、北海道東海大学 芸術工学部という名称でした。
卒業した1997年までそのままでした。
それが学科名を変更し、デザイン学科と建築学科が統合。
そして2008年4月に東海大学に統合されました。
これで大丈夫だと思ったのに、廃止のニュースです。
このニュースを聞いたとき、学校を撮りたいと素直に思いました。
春になると一斉に芽吹く木々達。
急いでいる時は頼りになるけど、ある意味命がけの「崖コース」
キタキツネがひょっこりと顔を出す裏山。
秋になると真っ赤に色づく、中庭のカエデの木。
カラマツの葉が紅葉して、風に吹かれる金色の風。
新雪が積もると必ず飛び込む気持ちよさ。
先生方、学校スタッフの皆さん、学食のおばちゃん、おじちゃん、
掃除や除雪をしてくれるおじちゃん、おばちゃん。
卒業制作や学祭のとき、よくおしゃべりした夜を守る警備員の皆さん。
そして今いる、大勢の後輩達。
もちろん、アタシがいたときと学校は様変わりしています。
それは去年行った時に、確認済み。
今、学校を撮らせてもらうのは難しそうだけど、
卒業生だったら、何とかなるといいなぁ。
世の中、変わらないものなんてないんだね。