ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

プリント基礎感覚

ようやくプリントを始めました

ひさしぶりに35ミリのプリント。
数年前に下北沢で撮った写真達。
凄く楽しんで撮っているのが、自分でもわかるぐらい
キラキラした写真達。
ベタを見てると、コマが「焼いて!焼いて!」と訴えてくるような感じ。
シアワセですな。

いざ、プリントを始めてみたら中判とは勝手が違うんです。
拡大された粒子の荒さ、露光時間の少しの違いで変わる表情。
中判のプリントで養われた感覚を改めなきゃいけない感じ。
一枚目を決めるのに、予想以上の時間がかかりました。

多分、少し前の自分に比べてプリントは上手くなったと思う。
基礎的な感覚が身に付いた感じはする。
自分の焼きたいプリントにするには、
どのフィルターを使って、露光時間をどうしたらいいのか、
遠回りせずにできるようになった。
でも今は逆にそれが不安。
慣れて来てしまった感覚が怖い。
写真は一点一点違うのに、プリントはオーダーメイドなのに、
するするとプリントできてしまうのは、なんだか違う気がするのです。


きっと、階段を一つ上がったってことなんだろうな。