ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

山の日々

今年は、ミョウガと栗がなり年のようです

という訳で、2泊3日の長野のお家から帰ってきました。
ようやく、都会に感覚が戻ってきたところです。
家族3人、力を合わせて、肉体労働に勤しんで来ました。
黒カビが生えてしまった、6畳間の畳を干したり、
干して1時間したところで、雨が降ってきたので、
畳みリレーで部屋に立てかけたり、
家の裏にある、U字溝の泥をさらったり、
薪ストーブの煙突を外して、お掃除したり、
沢山働いて、沢山食べて、しっかり寝て、ちょっぴり筋肉痛です。

これだけ書くと、快適に見える山の家での生活ですが、
実はこの家、水が出ません。
もちろん、蛇口はあります。
以前は、近くの川から水を引いていましたが、
今は雨水をタンクに溜めて、使っています。
当然飲めませんし、タンクが空になったら水は出ません。
なので、洗い物をするときも慎重になります。
洗剤は最小限にして、すすぎで使った水で布巾を洗ったりします。
トイレの後に手を洗う時も、少しの水を溜めて洗います。
飲み水は東京から持参し、それがなくなったら近くのお宅に頂きにいきます。
当然、お風呂に使える量はないので、町営の温泉に行きます。

そんな生活をしてから、東京で水道から飲める水が出てくると、
とてもありがたい気分になると同時に、
大切に使わなくちゃと、日々の生活を反省してしまうのです。


便利な生活から、たまに離れるのも悪くないよ。