ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

娯楽大賞2004

暮も押し迫って来ちゃったわねぇ。
今年もこの時期が来ちまいました!
多分、長文になるので前置きはこの辺にして行ってみよう!エンターテインメント・オブ・ザ・イヤー2004!

書籍部門
第3位「こんなオトコの子の落としかた、アナタしらなかったでしょ」高山真
帯の解説に寄ると、有名雑誌の男性ゲイ編集者による、女性のための「恋愛&人生」エッセイ。
エロいです、黒いです、だから面白い。ただし、エロ系ネタが苦手な方と、相田みつを好きな方にはオススメできません。

第2位「結婚の条件」小倉千加子
今年程、結婚に関する本が取り上げられた年はなかったのでは、ないでしょうか?
「負け犬の遠吠え」も「結婚帝国 女の岐れ道」も読んだ上で、一番読みやすく、データ分析もすぐれ、解りやすい例を使っていて、尚かつ面白かったのが、 この本です。
一番面白かったのは購読雑誌によって、10年後の人生がある程度想像できるというくだり。
non.no→MORE派か、JJ→CLASSY.派かというもの
ちなみにアタシはanan→日経WOMAN→島へ、という戦線離脱組ですな。

第1位「とんがって本気」加賀まりこ
加賀まりこは一日にしてならずという事が、イヤという程わかった本。
夏木マリの「カッコいい女!」桃井かおりの「時刊MOMOIKAORI」も読みましたが、一番パンチが効いていたのが「とんがって本気」まりこ姐さん、カッコいいっす!


CD部門

第3位「キラキラ!」氣志團
敢えてアルバムではなくシングルを選びました。この曲は忘れかけていた、アタシのキラキラしていた中学2年の頃を思い出させてくれました。放課後、教室 の窓から校庭を走る、好きな男の子を目で追っていたり、好きだった先輩達に勝手にあだ名をつけて呼んでいたり、ヒマつぶしに、学校の前にあった公衆電話 からテレクラに電話したり。そんなキラキラした机の上がステージだった、アタシの中学時代と曲がダブって聞く度にじ〜んとします。

第2位「DIAMOND 15」DREAMS COME TRUE
もうそろそろドリは卒業しようと思っていて、このアルバムも買うつもりはなかったのに、NHKの番組で歌っているのを見たら、翌日HMVに走っていました。 これまでのアルバムは、テンションが高い恋愛の曲が多かったのに、今回は落ち着いています。確かにテンションの高い曲はあるけれど、勢いでかっ飛ばす感 じではなく、しっかりと地に足がついた印象がしました。「どうぞよろしく」と「ラヴレター」がお気に入りです。

第1位「YOSUI TRIBUTE」14アーティスト
井上陽水の凄さを思い知らされたアルバム。その曲達を愛情を込めて自分の曲にして歌ってしまう、蒼々たる大物達。トリビュートって愛すればこそ出来る事 なんだなぁ〜と改めて分かりました。お気に入りは布袋寅泰が歌う「東へ西へ」、奥田民生が歌う「リバーサイド ホテル」絶品です!


ドラマ部門

第3位「ホームドラマ!」TBS4月〜6月
堂本剛主演、岡田惠和脚本のドラマ。
バス事故で家族や大切な人を失った人達が、一つ屋根の下に暮らす物語。 とは言っても、傷を舐め合うしょっぱい話ではなく、同じ心の痛みが分かるもの同士、一緒に暮らす事によって前に向かって生きて行かれるように、頑張ろう よっていう、とても前向きなお話でした。
それにしても脚本の岡田惠和氏はこのドラマの他に、NHKの「ちゅらさん3」とTBSの「マザー&ラバー」映画「いま会いに行きます」と一体何本書いたのでしょう?スゴいっす!

第2位「彼女が死んじゃった」日本テレビ1月〜3月
長瀬智也主演、一色伸幸脚本のドラマ。
定職も家もない元ダンサー安西ハジメ長瀬智也)と一夜の関係を持った石井ゆかり木村佳乃)が数日後に謎の自殺を遂げる。その自殺の真相を探るべく、 自称ゆかりの婚約者(香川照之)とゆかりの妹(深田恭子)と共にゆかりの携帯にメモリーされていた人を尋ねる旅をするドラマ。
このドラマのベストアクトは木村佳乃でしょう。始めの回で死んでしまう彼女は、その後、携帯巡りの旅で出会った人の回想で出てきます。今までただの奇麗 なお姉さんだと思っていたけど、役者根性を見せつけられました。見くびっててゴメンナサイ。これから彼女の成長に期待したいと思います。

第1位「新撰組!NHK
香取慎吾主演、三谷幸喜脚本のドラマ。
大河ドラマは随分見ているけれど、今までで一番面白かった。このドラマを見るまで、大河ドラマベスト1は内舘牧子による「毛利元就」だったけど、こっち が一番!
このドラマの最大の魅力は、魅力的なキャスト陣でしょう!アタシが注目したのは大久保利通役の保村大和さんと最終回に出て来た、古田新太さんと粟根まこ とさんでしょう。全体的に舞台出身の役者さんが多く出ていました。そして、もうひとつの魅力がストーリーの中に枝葉がとても多かった事。毎回、1シーン はストーリーの流れとは直接関係のないシーンが入っていました。そのシーンがあるおかげで、新撰組隊士達の人間的魅力が出ていて、とても好きでした。 DVDが出るらしいけど、是非是非ノベライズを出して頂きたいと思っています。


ライブ部門

第3位「大西ユカリと新世界NHKトップランナー収録
CDはおろか1曲も知らないのに行ってしまった、トップランナーの収録。
いやぁ、楽しかった。始めての人もいつも行っている人も、同じように楽しくさせてしまうのが最高のエンターテイナーだと確信しました。だってアタシのり のりだったもん。踊っている所がばっちり写されていたし。ライブに行こうと思っていたのに、今年は結局行けずじまいでした。来年こそは行きたい!

第2位「PE'Z〜今回は多めに回ります」
久しぶりのライブハウスで、欲に任せてステージ近くを陣取っていたら、もみくちゃにされてしまい、ライブ後ヘロヘロになっていました。でも、アタシがお 気に入りのメンバーとばっちり目が合い、勢い余ってファンレターを出してしまったという暴走ぶり。
音のキモチよさに身を任せたライブでした。来年は5月に参戦予定です!

第1位「氣志團現象最終章〜ロックよ静かに流れよ〜」
氣志團ちゃん東京ドーム公演です。年明けに武道館、夏には代々木第一体育館、そして冬には東京ドームと駆け足過ぎるぜ氣志團ちゃん!でもでも、とっても 楽しかった、満腹満足お腹いっぱいのGIGでございました。4時間踊って肩こりも取れたしね!DVDはもちろん購入予定。


来年も今年以上に楽しむぞ!そして、映画を沢山見たいな。お芝居は予定が合わない事が多くなってきたので、2005年はライブと映画を強化したいと思い ます。