ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

夏と島とサトウキビと

気がついたら、3年目に入っていた

ここも3年目に入りました。皆様これからもよろしくです。

凄くいい映画を見ました。
深呼吸の必要篠原哲雄監督
沖縄の離島にサトウキビ刈りのバイトに行った若者の物語。
って書くと、汗臭い青春物語恋愛風味なイメージがするけど、違います。
映像は、もくもくとキビを刈るシーンと夕ご飯をもりもり食べるシーンがほとんど。
若者達の背景が語られることはなく、淡々とすすんで行きます。
って書くと、つまらなそうだけど、違います。
この映画の見所はリアリティー
もくもくとキビを刈る、役者達の顔、流れる汗、だんだん日焼けして黒くなる顔、沖縄の日差し、風、空気。
人間にとって、最低限あればいいのは、労働と食事と睡眠だけなのかもしれない。
そんな、ごく当たり前のことを気づかせてくれる映画。

アタシが思う、島の優しさや島ならではの気持ちよさが、画面から伝わってくる、そんな映画です。
沖縄には行ったことはないけれど、島の持つ懐の深さは、どこも同じなのかも知れない。
きっと、篠原監督は、撮りたくて楽しくて撮った映画なんだろうなって思った。
「命」や「昭和歌謡大全集」もいいけど「月とキャベツ」や「はつ恋」はもっといいよ。

という訳で、アタシは今年の夏、粟島でバイトします。
7月26日から8月の末まで。よかったら、おいで。

粟島のHP http://www3.ocn.ne.jp/~awasima/