またもやオトナの世界を覗いてみました。
とは言っても映画を見たのです。
「デブラ・ウインガーを探して」
あちこちで話題になっているので、アンテナに引っかかっている人もあるでしょう
。
ハリウッド女優34人の本音トーク炸裂!
大学を卒業して働き始めたあたりから、自分のそう遠くない将来について考えてい
た。
仕事と家庭と子育てと女。これらをムリをせずにやっていく方法はないのかと。
明確な回答が欲しくて、画期的な解決策を探して、フェミニズムを覗いて見たりも
した。
でも、いろいろ勉強すればするほど、頑張るしなかいという結論に行き着いてしま
い、どん詰まりになっていた。
そんなときに出会ったのがこの映画。
ハリウッド女優が、自分の言葉で、仕事の事、家庭の事、子育ての事について語っ
ている。
誰一人、迷っている人はいなくて、みんな自分の考えを自分の言葉で語っている。
第一線で活躍している女優もいれば、落ち目の人、既に引退している人も出てくる
。
結論としては、自分の中で優先順位を付けてやっていくしかない、ということ。
期待していたような、画期的な解決策は出てこなかった。そりゃそうだ。そんな物
があったら、みんなやってるよね。
でも、映画の中で、アタシを元気にしてくれた一言があった。
「女優と妻と母親と女、この全てを両立できるのは女だけよ、男にはできない」
いくら男女が平等だと言っても、完全に平等な社会などないと思う。
なぜなら、男と女では絶対的な性差があるから。とはいっても全ての問題を男だか
ら、とか、女だから、などと性差を理由にする訳じゃない。
お互いの違いを認めあいながら、尊重出来る社会が来ればいいと思う。
だから、少子化は女の反撃とも考えられるんじゃない?
アタシはもっともっと強くならないとダメみたいね。