ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

たかがドラマ、されどドラマ

29歳のクリスマス再放送が今日、最終回でした。

お出かけしてたから、ビデオに録って見ちゃったよ。
あのドラマが放送されたのは、94年。アタシ19歳。旭川で一人暮らしを始めた年。
人生で始めてハマったドラマ。サントラ買っちゃったし。
自分の10年後ってこんな感じなのかな?もしアタシが29歳になった時にこのストー
リーを、どうかんじるのだろう?と思って、29歳になった時に、もう一度このお話
に触れられるようにとノベライズ本を買った。
始めて見たときから、山口智子演じる典子のキャラが自分とかぶってしかたがなか
った。
一人っ子だったり、仕切屋だったり。
ドラマの設定は非現実的だしバブルの残り香もなんとなくするんだけど、キャラク
ターが抱える悩みや吐くセリフがいちいちリアルで、CM前の典子の文字のモノロ
グとか、とにかくアタシの中にグングン入ってきた。ドラマを見ながら一緒に泣い
たり笑ったりしていた。

アタシは19歳から27歳になり、その間に本当にいろんなことがあった。イイコトも
ワルイコトも。
19歳の時には、このドラマのテーマである「自分の人生を好きになる」という事が
よく分からなかった。
でも、19歳という年齢で「自分の人生を好きになる」という考え方を知ったのは、
ラッキーだと思った。これからの人生を好きになればいいんだ!そう思った。
で、27歳の今、19歳の時には理解できなかったことが、すんなり入って来る。
なによりも自分の人生が大好きだ。小さな分かれ道、大きな分かれ道、色々あった
けど、その都度自分で考えて選んできた。闘ったこともあったし、キズもそれなり
に増えた。
結局、自分の人生を好きになるには、自分に正直に全力で生きることなのかなと思
う。

ちょっとだけど、アタシも成長しているのかな?