ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

写真展めぐり


写真展を4つまわってきました

インプットには充分すぎる程のぜいたくな一日でした。
原美術館、馬喰町のギャラリー2つと神保町の画廊です。
神保町の画廊は初めて行ったので、
とんでもなく道に迷ってしまい、
かなり遠回りをした挙句、
写真たちがアタシに響きませんでした…

特に印象的だったのが、原美術館の「うつくしい日々」です。
蜷川実花さんのお父様である蜷川幸雄さんが
亡くなるまでの日々の記録です。
彼女の持ち味とも言える、鮮やかな色合いではなく、
ハイキーで透明感のある写真たちでした。
アタシは彼女の鮮やかな写真は苦手なのだけど、
そこそこ有名な父を持つムスメとして、
気になった写真展でした。
言うなれば日録。
つまり超私的な写真展でした。
それだからこそ写真が魅力的に見え、響いて来ました。

来年我が父は80歳、アタシは43歳になります。
彼女のお父様が亡くなられた時の父娘の年齢と一致します。
幸い我が父はすこぶる元気です。
今までなんとなく親近感を感じていたのだけど、
そういう事だったのかぁ…
アタシも遺影になるような写真をちゃんと撮らねば、
そしてその時が来たら、ちゃんと向き合わないと
そう強く感じました。


まずは調子の悪いカメラを修理に出さなければ…。