ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

全力は泣ける


昨日は雨だったので、お昼はカレーうどんでした

予想以上にスパイシーで汗だくに。
おいしかったんだけどなぁ、自分で作った方が好みの味になるよね。
まぁ、当たり前なんだけどさ。

という訳で数年ぶりにラッパ屋さんの「おじクロ」を観てきました。
いやはや凄かったよ、経営が難しくなった歯車の町工場のおやじが、
工場を縮小するにあたって、みんなもがんばろうぜ!っていうパーティー
計画するんです。で、そのパーティーでおやじ達がももクロを踊るという
ざっくり説明するとそんな感じのストーリーでした。

本家ももクロちゃんは9月の氣志團万博で見ていて、
最初は「ふ〜ん」って感じだったのだけど、
気がついたら一緒になって「Z!」とやっていました。
ももクロちゃん、おそるべし。
氣志團万博では持ち時間が40分だったので、あまり彼女達の全力は伝わらず、
たくさんの「?」と興奮のみが残りました。

そして舞台「おじクロ」は、おやじ達がももクロを踊るに至るまでが、
ももクロに興味のなかったおやじが、ハマり、相手にどん引きされながらも
熱く語り、仲間を増やし、練習を始めるもけが人が続出。
そんな悲喜こもごものエピソードをラッパ屋オリジナルのペーソスという
スパイスで必然性のあるストーリーに仕上げていました。
クライマックスはもちろん、おやじ達が踊るももクロ
これがリアルに全力で、気がついたら涙がこぼれていました。
おやじ達の全力に泣かされたよ、すごいよ!
見た目はおやじだけどものすごくカッコよかった!
今月18日まで新宿、紀伊国屋ホールでやっています。お時間ある方は是非!

大人が楽しめる大人による大人の為のお芝居を演ってくれる
劇団がバタバタと解散する中、こういう劇団は本当に貴重です。
みなさんお忙しいと思いますが、年に1回でいいから
笑って泣ける上質な舞台を観られるのは本当に楽しみです。
やっぱりこういう劇団は紀伊国屋ホールがいいよね。


たまには安定感のあるエンターテインメントもいいのよね。