ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

6月の花嫁

女友達が結婚することになった。

5年前に小笠原で知り合った10歳年上の彼女は、
アタシが出会った中で一番パワフルな女性だ。
国内はもちろん世界中を旅して、
色々な仕事をし沢山の友達を持ち、
しかも皆に愛されている。
アタシにはどこまでも、いつまでも
彼女は飛び続けて行くんだと思っていた。

そんな彼女が選んだ結婚相手は、
福島で農業を営む年下の人。
始めて聞いたときは驚いた。
1ヶ月として一つの所に留まっていなかった彼女に、
農家のヨメが勤まるのかと。

新宿の安い居酒屋で「カレ超☆カワイイのぉ〜」と、
キラキラしたオトメの瞳で言った直後に、
オヤジのように大して美味しくもない
カルボナーラをお箸でかっこんでいる姿を見たら
尚更信じられなかった。

でも今ならわかる、なぜ彼女が彼を選んだのか。
自分が自分でいられる場所を見つけたんだよね、きっと。
結婚式がしっかりジューンブライドで、しかも大安だったりするところに
彼女の中のオンナノコを見て、本気であることを感じた。
飛ぶのを止めたんじゃなくて、飛び方を変えたってことだよね?
見方を変えれば、とっても彼女らしい選択だと思った。
おめでとう!シアワセになってね。

10月のお披露目パーティには着物でキメていこうかな?


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