ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

29歳のクリスマス

29歳のクリスマスでございます

これを書きたかったのよぉ。ベタだけどさぁ。
29歳のクリスマスを迎えるにあたって、
ドラマ「29歳のクリスマス」のノベライズを読み返してみた。
あのドラマを見ていた10代の頃、主人公の典子に憧れた。
何かに憧れたことなんて、ほとんどなかったアタシが始めて憧れた、なりたい大人の女だった。
読み返してみて10代の頃には分からなかった、色んな事が理解できるようになっていた。
29歳だから抱えている諦めや希望やプライドや優しさ。
「アタシは自分の足で生きて来た。傷をいっぱい作りながら必死で生きて来た」
山口智子演じる典子が、仲村トオル演じる金持ちの御曹司に切った啖呵。
「好きだよ、今のアタシが。アタシの人生が」
ラスト近く、シングルマザーになる事を決意した、松下由樹演じる彩が笑顔で言ったセリフ。
あの頃の未来に、アタシは立っているのだろうか?
確証は持てないけど、少しは近づけたと思っている。

アタシは今、アタシの人生が好きだ。