ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

届けたいもの

起きたら14時だった。ビックリした。

何度も書いているけど、アタシはウツ病です。もうかれこれ3年位になるのかな?そ
の前の自律神経失調症から数えると、通院は4年になる。

まぁ、峠は越えているので、今はかなり安定しているし、体力も回復して、旅やら
ライブやらガンガン行って、自分でも「アタシ本当にウツ病?」って思うこともあ
るけど、たまに気分がどよ〜んとした時には、自分が病人であることを思い出す。
ウツの渦のど真ん中にいたときは、本当にツラかったし、楽になるために色々やっ
たし、家族にも沢山心配をかけた。でも、病気になって得た物、気付いたことも沢
山あった。
そのひとつに、ココロの病に苦しんでいる人がいたら、力になりたいという気持ち
がある。

アタシのお世話になっている方の家族が、ココロの病気で苦しんでいる。
「病院には行っていますか?」と聞くと「あんな所は行くもんじゃない」という、
答えが返ってきた。
マズイと、思った。精神科や心療内科はあんまりいいイメージがない。アタシは両
方行ったけど、行くまでは黄色い救急車や窓に鉄格子っていう、偏ったイメージし
かなかった。まぁ、行ってみたら全然ちがって、普通の病院と同じだったんだけど

そこで、アタシは考えた。あの人の為に力になりたい。ココロの病院に対するイメ
ージを変えたいと思った。
手紙を付けて本を送ることにした。「心療内科が分かる本」この本は、巻末に病院
が載っていて、アタシが今通っている病院もそれで見つけた。心療内科とは?に始
まって、治療法や薬のこと事例なんかが丁寧に書いてある。

目上の人に、思いを伝えるのって凄い大変!言葉も選ぶし表現も考える。手紙を書
くのに1時間もかかった。でも、きっとアタシの思いは届く、受け取った時は、不愉
快に思うかも知れないけど、解ってくれるまでに時間がかかるかも知れないけど、
アタシの思いはきっと届く。
そう信じて、手紙を書いた。

人の為に何かをするって、カッコイイけどむずかしい。