ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

終わっちゃったよ、夏

いら夏が終わっちゃったよ。

いら夏とは、TBS金曜ドラマ愛なんていらねえよ、夏」のこと。
アタシはドラマが大好きで、毎クール5本以上は確実に見ているのだけど、今クール
は始まった頃が、残業天国で放送を見逃すことが多かったので、かなり厳選して見
ている。
んで、今クールで見ているのは、すでに挫折したけど「濱マイク」と「恋愛偏差値
」と「いら夏」の3本。

アタシがドラマを選ぶポイントは、脚本家と演出とプロデューサーです。キャスト
は二の次なのよ。もう、誰が出ているかなんてどうでもいいの。面白いかどうかが
決まるのは、脚本家と演出とプロデューサーの力に寄るところが多いと考えてる。
そう、アタシはドラマニア。ぎゃふんとおっしゃい!

で、「愛なんていらねえよ、夏」知っての通り、広末涼子渡部篤郎が主演。んで
、脚本は龍居さん、演出は御大!堤監督。いやぁ、IWGPで堤監督にハマってから、
ハルモニアやら金田一少年やらケイゾクやらハンドクやらトリックやら堤監督が作
るドラマ、作るドラマ、ことごとくハマって来たアタシ。
今年の春、ネットしてたら堤監督の日記を見つけ、それ以来欠かさずチェックして
いる。
実は今回の「いら夏」あんまり評判が良くなかったらしい。一時は打ち切り?とい
うウワサもながれていたらしい、確かに、ストーリーが分かりにくかったり、独特
のカメラワークで「?」って感じだったりしたけれど、面白かった。言い換えれば
、とってもクオリティーが高いドラマだったと思う。テレビドラマらしくないドラ
マだったように思う。オールロケのリアルさが気持ち悪い程で、
リアルさのかけらもない、もっとお手軽に作られたドラマがちんけに見える。
う〜ん、言うなれば気合いを入れて作ってある感じ。監督の日記にもその試行錯誤
や悩みがリアルに出ていて、面白かったし、今日の最終回も、一回編集が終わった
のに、監督のこだわりでもう一度やり直したそうな。そういうこだわりがボディー
ブローの様に、効いてくる感じだった。
こういうドラマが増えたら、いいのになぁ〜と思ってしまった。
CGとかで金をかけるんじゃなくて、手間と言う名の愛情をかけるというか、
そんな感じ。
作った人が満足、納得しているけど、マスタベになっていない、
そんな感じ。
う〜ん、ごちそうさまでした。
そんな感じ。
満足じゃ!

今日の写真 青シ