ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

土曜日のおはなし

友達とその彼氏と芝居を観に行った。
いやぁ、面白かった。ホントに。エエモン見せてもらった感じ。
ランニング・シアター・ダッシュ公演「BRIDGE」

98年3月にプロデュース公演だった芝居を劇団で再演したもの。
当時、この芝居を観たアタシはハマって3日通ったほどだった。
この芝居でダッシュを知り、ダッシュにハマった。
決してウマい役者が出ているワケじゃないし、イイ男、イイ女が出ている芝居では
なかったけれど、ものすごいエネルギーがあった。アタシの目を捕らえて離さない
チカラがあった。

そんな、芝居の再演。

期待半分、不安半分。初演とまるっきり同じじゃ納得しないし、あんまり変わって
いても、不満に思う。「好き」故の裏腹な気持ちを抱いて劇場に入った。
凄かった。初演よりも面白くなっていた。それも、ものすごく。
なんじゃ、こりゃ?な感じ。
「好き」な芝居をもう一度、ナマで観られるヨロコビ。

芝居は生物。それは1ステージ、1ステージ同じではないという意味もあるし、公演
を逃したら2度と観られないという意味もあるし、腐りやすいという意味もある。
今日、この芝居を観ることができたヨロコビ。
観終わった後、それについて語るヨロコビ。
舞台上のネタについてもう一度笑うヨロコビ。
友達カップルと一緒に入った、ディープなカフェで味わう、至福の時間。
久しぶりに満足する舞台を観た。
アタシはシアワセだ。

今日の写真 モスのポスター、シビレた言葉