本は好きです、昔から
今年は時間があることもあって、いつもより読んでいます。
昔買った谷崎の「痴人の愛」を読み返したり
三島の「金閣寺」に挑戦してみたり
宇野千代の「生きて行く私」にのけぞったり
その間に紀香の一冊目のエッセイや
江國香織にしては重めの小説や
石田衣良のスピード感のある小説を読んだり
古い物と新しい物をかわりばんこに読んでいます。
昔に書かれた物は、昔ならではの表現があったり
分からない言葉は辞書をひきながら読むのが楽しいんです。
今はない習慣や風景、文化が出てくるのも面白い。
日本語の美しさや表現の深さに気づかされるのも、
永く読み継がれている理由なのかなぁと思います。
新しい物には、スピード感とライブ感、
分かりやすい表現が多いから、
どんどん読み進められる楽しさがあります。
「温故知新」ここ数年、アタシのテーマです。
さぁて、次は何を読もうかな。