親不知がイタイ。
まいった。イタイぜ。
歯医者に行こうにも、金がない。
自転車操業すらできないくらいのビンボーさ加減。
困ったなぁ。
昨日、写真学校の友達のデビュー写真展に、小笠原の友達と行った。
写真学校の友達は年上の男子。
出逢った時は、クソがつくほどまじめで、何を聞いても「ヒミツ」で、なんて融通
の利かないオトコなんだろう?こんなケツの穴の小さいオトコは、写真がうまくな
るはずがない。
と偏見まるだしで彼のことの見ていた。
それなのに、あぁそれなのに、デビューしてしまった。
2ヶ月ぶりに会った彼は、ちょっと、イイオトコになっていた。
「名刺作ったんだ」といって貰った名刺には「Photographer」と書いてあった。
自信がついたんだね。
写真も結構、よかった。彼は授業でやった課題を、終わった後もずっと続けて撮っ
ていて、それをまとめたのが、今回の写真展だった。
なので、学校で彼の写真を定期的にみていたので、見たことある写真も何点かあっ
た。
でも、やっぱり違うね、ギャラリーで見ると。
例えば、シナリオがお芝居や映画になると、平面から立体になった感じがする。
例えば、いつもCDで聞いている曲をライブでノリノリになって聞くと、立体になっ
た感じがする。
それとおなじで、印画紙の箱から出したバイテンのプリントは平面の感じ。
それが、ギャラリーで大きなサイズに引き伸ばされて、マットとか額装がしてあっ
て、ちゃんと光があたって、その空間にはゆるやかに音楽が流れていると、写真が
立体になったような気がする。
いうなれば、写真を眺めているというよりも、被写体と対峙している状態。
彼の写真展はとても居心地のいい空間だった。
「相変わらず、クソ真面目だけど、結構イイヤツなんだよ」
一緒に行った友達とお茶をしながら、何度もアタシはこの言葉を言っていた。
今日の写真 ここはアタシの庭、大遊戯場新宿〜♪