ほまれごよみ

本人は意図せずに嵐を呼んでしまう、ほまれがつづるアレコレ

言葉の覚えかた

気がついたら、だいぶ粟島の言葉を話せるようになっていた

始めて粟島に行った時、一番困ったのは言葉。
島の人達が話しかけてくれているのに、
何を言っているのか分からなくて、申し訳ない気持ちになった。
でも理解したかったから、何度も聞き返した事もあった。

2年前、一夏バイトをした時に、隣のお土産屋さんの
かなりなまりの強いおばちゃんと、毎日おしゃべりしていたら、
気がついたら聞き取れるようになっていた。
島の人達に、少し近づけた気がして嬉しかった。
粟島の言葉は、アタシが大学時代を過ごした、
北海道の言葉と似ているので、島に行くと無意識のうちに、
北海道弁で話していた。

そして今回、今までよりも、粟島の言葉を話している自分がいた。
言葉って、まず聞き取れるようになって、
それから話せるようになるんだ、と実感した。
ようやく漁師さん同士の会話や、おばあちゃん同士の会話も
何を話しているのか、少し分かるようになった。
粟島の言葉を、普通に話せるようになる日も近いかな?


外国の言葉を覚えるのも、こんな感じなのかな?