お天気が良かったので、自転車でうろうろして来ました
風を感じながら走るのはキモチがいい。
大きな銀杏の木が黄色に紅葉していて、見とれたりね。
12月だし、世の中はすっかり冬だなぁ。
そんな訳で、驚いた事がありました。
付き合ってはいけない3Bが今は4Bなんだそうです。
その4Bとは、美容師、バンドマン、バーテンダー、舞台俳優だそうです。
…舞台俳優?!
舞台俳優っていつからそんなメジャーになったの?
と言うのも、アタシは高校生の時から舞台を観ています。
ちょうどその頃、小劇場ブームが起きていまして、
たくさんの劇団が生まれ、あちこちの劇場でお芝居を上演していたのです。
アタシがあの頃観ていた方々は、
30年以上経ってテレビ、映画、もちろん舞台でも活躍されています。
作家や演出家も大きな舞台に関わっていたり、
昔の戯曲が改めて上演したりしていて、面白いコトになっています。
あの頃は「テレビに魂を売った」なんて言われていたのにねぇ。
今や若手俳優は当たり前のように、舞台に出演する時代。
変われば変わるものだ。
いろいろなカタチの舞台が出て来て、出演のチャンスも増えているのでしょう。
しかも今はSNSがあります。
稽古の段階から、共演者との写真や日々のあれこれを投稿するからね、
カンのいい人なら、いろんなコトに気づいてしまう。
それに上演日には、俳優さんは劇場にいる訳ですよ。
恐ろしい世の中になったもんだ。
舞台俳優がクズかどうかはさておき、それだけメジャーになったのは、
小劇場で頑張っていた方々が、ずーっとやり続けた結果なのでしょうね。
実力がある人は、世の中が放っておかないのですね。
忘れていたけど、氣志團にハマったのは、当時のマネージャーさんが
小劇場の俳優さんで、ダンサーさんやステージ周りの方が、
まるっと舞台関係の方だったコトがポイントだったのですよ。
30年は長いけど、世の中が変わるには充分な時間なのでしょう。